ピルを服用しているのにおりものが出る

避妊薬としてピルを服用している女性も、多いのではないでしょうか。
ピルは排卵を止めて、生理周期をコントロールできる薬です。
最近は避妊薬としてだけではなく、ニキビの改善にも処方されるケースは少なくありません。

排卵を止めているという事もあり、ピルを服用している間は、おりものは出ないというイメージが定着しています。
しかし、服用しているのにも関わらず、おりものが出てしまうケースがあるようです。
おりものは排卵後に出やすく、透明で量も多いのが特徴です。

ピルを飲んでいるのにも関わらず、おりものが分泌されると、薬の効果が出ておらず妊娠しているのではと、不安に感じてしまうでしょう。
排卵後は特におりものが分泌されやすいものの、おりものが出たからといって、必ずしも排卵しているとは限りません。
ピルには子宮頚管粘液を濃くする事で、精子の突入をしにくくするという作用も持ち合わせています。
粘膜液が濃くなった為、おりものが出てしまうという場合もあるのです。

また、クラミジアなどの細菌に感染してしまうと、おりものの量は多くなります。
ピルを飲んでいても感染症を発症すると、おりものが分泌されるのです。

このように排卵していなくても、おりものが出るケースは多々あります。
もし、あまりにもおりものが多いという場合は、感染症の疑いが強いのでまずは婦人科に相談しましょう。

ただ、薬を飲んだり飲まなかったりと、規定の量を服用していない場合、薬の効果が発揮されず排卵してしまうケースも少なくありません。
排卵してしまうと当然、妊娠の確率は上がってしまう為、避妊の為に服用している場合は飲み忘れに注意しましょう。
特に第1週に飲み忘れた場合、排卵のリスクが高まります。

女性にしかわからない『おりもの』とは?

おりものというのは女性の身体の中からだけ分泌されるものであり、それゆえ男性達には分からないものとなっています。
男性であっても生理については仕組み等についてよく知っているという人も珍しくはないのですが、おりものについてまで知っている人というのは非常に珍しいというべきであります。

おりものというのは女性の膣から分泌される白い液体のことです。
女性はトイレ等に行った際にトイレットペーパーで尿を拭くのが当たり前なのですが、尿を拭いた時にたまに白いべったりとした液体が紙に付着することがあります、それがおりものです。
時には生理の時の経血と同じように沢山出てくることもありますので、その場合は紙で拭くのも一苦労となります。
また場合によっては生理の時に生理ナプキンを使うように、おりものシートと呼ばれるシートを使用せざるを得なくなります。
とにかく女性であれば誰しもがおりものを持っており、出てくる量の多さも人それぞれなのです。

それからおりものとピルの関係についてですが、よくピルを服用すると副作用としておりものの量が増えるという症状が現れる人もいます。
この場合は普段はそれほどおりものの量が多くなかった女性から急に沢山の量のおりものが出てくるということになりますので、大変本人は驚いてしまうわけです。
しかしピルの服用を続けて身体が段々とピルの成分に慣れてくると、徐々におりものの量も気にならなくなってきます。
なのでピルを服用する必要がある女性はしばらくの間我慢すればいいだけなのです。
どうしてもおりもののことが気になって仕方がない場合はよくトイレに行って拭くようにしたり、シートを当てるようにすれば大丈夫です。
とにかくおりものというのは女性にしか分からないものであり、悩みでもあるのです。

ピル中断後の血混じりのおりもの

日本では「避妊薬」としてのイメージが強いピルですが、現在は様々な治療に用いられています。

月経不順や生理前不調になるPMS、子宮内膜症の改善予防といった、直接生理に関係する効果だけでなく、最近はニキビの予防や改善など美肌目的で服用する女性が増えています。

女性にとって身近な存在になったピルですが、服用するにあたって注意したい点があります。
ピルを服用した後、中断し血液が混じったおりものが分泌されるケースがあるようです。
血が混じったおりものが分泌すると、「何か子宮の病気になったのでは?」、「もしかして妊娠したのでは」など、不安に感じるでしょう。

服用を中断した事で、このようなトラブルが起こるのはどうしてなのでしょうか。
ピルは女性ホルモンに大きく作用する薬です。
飲む事を急に中断した事により、女性ホルモンのバランスが崩れ、不正出血が起こるケースがあります。
おりものに混じった血液も、女性ホルモンバランスの崩れで起こっているトラブルかもしれません。

また、女性ホルモンの作用が服用により強くなり過ぎ、子宮内膜が通常よりも厚くなる場合があります。
子宮内膜が厚くなり過ぎると、子宮内膜が剥がれて不正出血を起こす原因となるのです。

このように、飲む事を中断する事で、おりものに血液が混じってしまうトラブルが、起こるケースも少なくありません。
1日から数日で症状が改善すれば、あまり心配する必要はありませんが、何日もおりものに血が混じる・血液の量が増えてきたという場合、ピルの服用を中断した事が原因ではなく、子宮などに病気が隠されているかもしれません。

このような時は、ピルを処方してもらったクリニックに、相談しましょう。